同志社フェアin仙台への参加報告

Posted by on 6月 23, 2017 in 未分類

2017年6月17日(土)、校友会4名の有志が「同志社フェアin仙台」に参加しました。高崎駅に集合し新幹線で仙台に行き、名物の牛タンを昼食の予定で計画したものの、はやぶさ号が指定席だけの列車のため、やまびこ号に急遽変更した影響で昼食時間が取れず、車内で駅弁となるスタートで、少し落胆しました。

午後1時から「東華学校遺址碑 碑前祭」が日本たばこ仙台ビル前で行われました。200名弱の参加のもと、晴天でさわやかな風の吹く中で厳粛に執り行われました。新島襄の最有力教え子である徳富蘇峰の作られた文面が石碑に刻まれており、漢文調のために読めませんでしたが、資料に訳があるので助かりました。群馬県支部の有志で記念写真を撮り、次の地域交流イベントまでの1時間を観光の自由時間にと予定していましたが、政令指定都市である仙台の大きさが予想外で、イベント会場まで親切な地元の人に案内してもらってやっと辿り着いた感じで、観光気分には程遠い移動でした。

午後2時半からAERビルの21階で地域交流イベントが開催されました。約400名収容の会場はほぼ満席状態で、たくさんの地域の方々が参加されていました。会場が21階ということで、太平洋も眺められるおまけ付きでした。2部構成で最初に東華学校にまつわるパネルディスカッションを行い、休憩を挟んでマンドリンクラブの演奏会が行われました。東華学校にかける新島襄や関係者の想いを知り、それでもわずか5年で閉校になってしまった経緯など、大変勉強になりました。また、有志8名だったマンドリン演奏は、4年前に高崎で行われたマンドリンクラブ演奏会の迫力には負けるものの、一人一人がしっかりと音を出して聴き応えのある内容で、飛び込みのアンコールまでしてくれました。

その後、隣の会場に移動して200名強の校友での交流レセプションを約2時間行いました。当日の朝、北海道からフェリーで駆け付けた北海道支部の校友は、オリジナルの赤い法被(はっぴ)が目立っていましたが、帰りもフェリーのために早めに退席されました。学生時代の様な過酷な旅には参加者も驚いておりました。大学から松岡学長が来られていたので群馬県支部の有志と写真を撮らせて頂きました。中盤にはマンドリンクラブの演奏を再度行って頂き、カレッジソングの演奏にはついつい皆さん歌を合わせ、終了と同時に「同志社チアー」も出るほどでした。北は北海道から南は九州熊本の方々まで駆け付けた2時間のレセプションはあっという間に経過しました。

午後7時前には恒例の締めとしての「カレッジソング」と「同志社チアー」を全員で合唱し、仙台を後にして高崎に戻り解散となりました。宮城県支部が苦労してまとめた「東華学校ものがたり」の冊子は貴重なお土産になりました。